DE(技術開発職)
N.I.
技術部 開発生産技術二課
新卒 2022年入社
自然科学研究科 環境科学専攻出身
日本から世界へと成長する中で 若手がどんどん活躍できる
スカウトメールでメンテックのことを知りました。調べていくうちに、ニッチトップな会社でずっと売上を伸ばしているし、国内では大手製紙メーカー全てに採用され、海外もアジアで7割近いシェアを持ち、欧米へも展開している、これからも成長していく会社だと興味を持ちました。決め手になったのは、“さまざまなことにチャレンジできる環境” “若手が活躍できる環境”という就職活動の軸が両方叶えられる職場だと感じたことです。また、開発職というと研究室にこもって実験漬けというイメージでしたが、お客さまの現場を訪問して実機でのテストや効果の確認に立ち会えるのは面白そうだと思いました。入社して、想像以上に若手が活躍していることに驚きました。自分自身も、1年目からどんどん仕事を任され、最初は先輩と一緒に動きましたが、入社して数か月後くらいには一人で営業に同行して現場に行っていました。
予測がピタリとはまって、課題解決に! お客さまからの「ありがとう」が喜び
現在はドライパートという紙を乾燥させる工程の汚れ防止技術の開発・改良を担当しています。紙の種類やマシンの規模などによって求められる性能が異なるので、それぞれに最適な薬品を開発しなければなりません。お客さまから相談されることもあれば、こちらで調査して「こういう薬品を使いませんか」と提案したりもします。印象に残っているのは、なかなかゴールにたどり着けない案件があり、自分でこうじゃないかと考えて試作品を作り、テストをやったらピタリとはまって、即採用となったときのこと。あれは本当にうれしかったし、お客さまからの「ありがとう」が心に染みました。メンテックは、薬品だけでなく適用方法も含めて提供しているので、トラブル時などでもスムーズに対応できるよう、散布装置のノズル部分の開発にも関わります。トラブル対応では、いち早く原因を突き止めて対処しなければならず、とても緊張しますが、無事対応できたときの達成感は計り知れません。
世の中に役立っているという実感が さらなる高みへの原動力に
日本、アジアでトップシェアを占め、次はどこかというとアメリカとヨーロッパで、そこに向けた薬品の開発に挑戦しています。欧米は法規制が厳しく、日本で使っている原料が使えないことがあります。例えば、日本だとパンはビニール袋に入れることが多いですが、欧米では紙袋に直接パンを入れるなど、食品を直接紙で包む文化があり、食品に接触しても問題ない成分しか使えません。原料を探すところから始め、試行錯誤しながら試作品作りを重ね、ほぼ処方はできつつあります。ただ、まだスケールアップや安定性の担保など、高いハードルがあります。薬品製造には協力会社との協働が必要ですから、連携をとりながら完成を目指しています。通販で買い物をしたときに段ボールで届くと、“この段ボールを作るのにも自分たちの技術が関わっているんだ”と世の中の役に立てている実感がわきますが、その技術が世界へと広がっていったらすごいなと思っています。
1Day Schedule1日タイムスケジュール
- 6:30
- 起床 朝はドタバタしたくないので早めに起きます。
- 8:15
- 出社 メールチェック及びスケジュールの確認を行います。
- 8:30
- ラボテスト DAと協力して開発品の試作・評価を行います。
- 11:00
- 打ち合わせ 営業と案件の進捗共有や今後の方針を話し合います。
- 12:30
- 昼食 持参した弁当を食べます。
- 13:30
- 分析 現場から採取してきた汚れや、製品欠陥の分析を行います。
- 15:30
- 資料作成 ラボテストの結果や分析結果をまとめて報告書の作成を行います。
- 17:00
- ラボテスト結果共有 今日行ったラボテストの結果を共有し、今後の方針を決定します。
- 19:00
- 退社 趣味のランニングをしたり、同僚と夜ご飯に行ったりしています。
- 23:00
- 就寝 翌日に疲れを持ち越さないように当日中に寝るようにしています。