DE(技術開発職)

S.I.

技術部 開発生産技術一課
2017年入社
理学部化学科出身

人柄でメンテック。 若くしてチャレンジできるからメンテック。

専攻は理学部化学科。研究テーマは酵母の遺伝子組み換えでした。就職活動はあまりしたくなかったので(笑)、一緒に働く人がいい人であれば何でもいいと思っていました。このため、社員の人柄でメンテックを選びました。ただ、若いうちから新しいことにチャレンジできるという点は、すごく魅力に感じました。入社後は薬品開発を担う部署に配属となり、薬品性能の評価や評価方法を考え出す業務を経て、3年目、システム開発の部署へ異動となりました。まったく知識のない分野です。さらに、担当が “SmartPapyrus®” (スマートパピルス)という新製品だったので一層戸惑いました。この商品は将来的にAIを用いて、我々の商品である薬品や装置を制御してお客様の操業支援を行うものです。私はその入り口のIoTツールとして、製紙マシンの中を撮影して汚れを発見する耐熱カメラと、その画像処理、数値化までを担当することになりました。自分にとっては大きなチャレンジだと感じていました。

次世代の戦略商品“SmartPapyrus®”の開発では 現場訪問の大切さを実感。

SmartPapyrus®の開発では、現場にテスト的にシステムを導入し、経過を確認しながら開発を進めていくため、経過フォローや不具合対応のため実際にお客様の工場を訪問することが増えました。多い時で月に10日、北海道から九州まで全国各地の工場を訪問します。出張続きで大変な時期もありますが、お客様のマシンがどんな環境で、どんなものが求められているのかを知ることができるので、私にとって現場訪問はとても大切な機会になっています。

実際に現場を訪問することで、実装されたシステムを普段操作している営業さんから改良が必要なポイントを聞いたり、お客様との会話の中で開発のヒントが生まれたりと、開発のベースはすべて現場にあるといっても過言ではないと思います。

最前線に立っていて、 役に立ってるという実感がいい。

今は、SmartPapyrus®の機能のうち、お客様のマシン状態を監視し数値化する、SmartPapyrus®の「目」となる部分の開発に携わっています。お客様が目視や長年の経験をもとに判断してきたマシン状態を可視化・数値化するという目的に向け、世の中にある機器が応用できないか日々検討を進めています。SmartPapyrus®には既にカメラを用いた監視システムが導入されていますが、今後はセンサーや特殊なカメラを用いることで、これまで監視することができなかったものが監視できるようになると考えています。これまで、社員にもお客様にも見えていなかったものを可視化するのはもちろん簡単なことではありませんが、自身の開発が会社の主力製品の一部として実装されることは、大きなやりがいになっています。全社員が集まる会議で開発の進捗について報告し、他部署の方と議論することもあります。そのような環境があることも、自身が最前線に立ち、製品開発の役に立てているという実感を与えてくれています。

1Day Schedule1日タイムスケジュール

6:00
起床 お弁当と朝ごはん作り。早めに起きてゆったり準備します。
8:00
出社 メールと営業・開発からの前日の業務報告内容を確認。
8:30
打ち合わせ 所属グループ(システム開発)の開発方針や進捗について共有。
10:00
ラボテスト 開発品の試作・評価・検証を実施。
12:00
昼食 できるだけ自分でお弁当を作るようにしています。
13:00
ラボテスト 午前中の続き。途中で客先に出ている営業さんや、協力会社の方からの問い合わせの電話やメールに対応することも多いです。
16:30
資料作成 打ち合わせでの決定事項や実験データの評価・検証結果を踏まえて社内報告資料を作成。
19:00
退社 夕食は前日までに作り置きしたおかずや簡単に料理したものを食べることが多いです。
21:00
趣味 ゲームや釣りの動画を見たり、ゲームをしたりします。
23:00
就寝 毎日7時間は寝たいので、この時間までには寝るようにしています。

MEMBERS社員インタビュー

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